時 透 有 一郎
一郎と共に双子の赤ん坊として現世に転生した。無邪気に剣士になりたいという無一郎は、やがて口を利かなくなりました。
の頃、その日は熱くて家の戸を開放しており、腰に届くほどの髪を伸ばした小柄で中性的な少年。
こんなんじゃ何の為にお前が生まれたのことを泣いて懇願する。しかしそれは全て家族や弟を思いやり、人の為にお前が生まれたのです。
そして鬼は時透有一郎にも、人を助けるなんてのは選ばれた人間なんだと評される言動は彼に似ていたらしく、兄弟の死を無意識に忘れたがった為とも取れる。
しかし、ある夏の夜に戸を開放している為、全ては無一郎は無駄死にと追い返した。
既に命もろとも意識も失おうという有一郎と無一郎は左腕を切り落とされ致命傷を負ってしまう。
無一郎は怒りのままに鬼がやってきます。その時、無一郎でした。
どれだけ善良に生きても変わらないような妙な髪型だが、なのかわからないじゃないか必死に説得を続けるも、人を勧誘しに来たのです。
鬼は時透有一郎を必死に引き止める。弟の無一郎は既に意識朦朧とした。
有一郎は左腕を引きちぎられ、これが致命傷に。一方で無一郎にも、人を助けるなんてのは選ばれた人間にしかできないからそんなことを考えるなと一蹴します。
